インフルエンザの流行②

インフルエンザの流行が拡大し続けています。下のグラフは、インフルエンザ発生状況のグラフです。

横軸は週で第41週は10/9-15です。縦軸は1医療期間あたりの患者数です。10を越えると注意報、30を越えると警報となります。第41週の姫路市は17.32でした。グラフには載っていませんが、兵庫県は11.96、全国は11.07でした。姫路市の増加は、祭りで人が集まった影響もあるような気がします。先週（第42週）のデータはまだ出ていませんが、当クリニックでは先週からインフルエンザの患者数が明らかに増え、警報の基準である30人を越えていました。

今は、どこの小児科も予約がいっぱいのようで、何軒も診察を断られたという電話がかかってきます。受診もしにくい状況になっていますので、皆様感染に気をつけてお過ごし下さい。

インフルエンザの予防接種は、かかる前に接種するのが良いですが、今年は例年と違い夏からインフルエンザが流行しており、接種待ちの間にかかってしまったという方も多いと思います。インフルエンザは1年の間にも別の型が流行するため、年に2-3回かかることがあります。既に今年2回かかった方もいらっしゃいました。そのため、1回かかったとしても予防接種をご検討下さい。