- 2023-05-04
新型コロナウイルスの出席停止期間変更について
5月8日から新型コロナウイルスが「新型インフルエンザ等感染症(いわゆる2類相当)」から「5類感染症」に変更されます。それに伴い、新型コロナウイルス感染症にかかった場合の学校における出席停止の期間が、
「発症した後5日を経過し、かつ、症状が軽快した後一日を経過するまで」
に変更されます。分かりにくいという方のために図にしてみます。
発熱などの症状が出た日は0日目となることに注意が必要です。5日目まで最低6日間は登校禁止です。5日目が、解熱剤を使用せずに発熱がなければ、6日目(発症から6日後)から登校可能です(図:上段)。5日目に発熱があれば6日目も登校禁止となり、6日目が発熱なければ7日目(発症から7日後)から登校可能です(図:下段)。
20230427-mxt_ope01-000004520_2.pdf (mext.go.jp)
インフルエンザの出席停止期間と似ていますが、解熱後の期間がちがいます。尚、社会の扱いが変わるだけでウイルスの性質が変わった訳ではありません。その他の注意点を挙げます。
・登校可能となっても発症から 10 日を経過するまでは、マスクの着用を推奨する⇒10日目までは周りに感染させる可能性があります
・学校を休むにあたり、検査結果や診断書などは必要ありません
・出席停止期間後に登校する際に登校許可証や診断書などは必要ありません
・家族に新型コロナウイルス感染者がいても、本人が無症状であれば登校可能です
・発熱や咽頭痛、咳等の普段と異なる症状がある場合には(新型コロナウイルス感染でなくても)、自宅で休養する
以上です。分かりにくい場合は、受診時にご相談下さい。